アートワークショップwithわにぶちみきさん

12/15（金）障がい者事業所B型エフリオンにて、美術家わにぶちみきさんと
風景写真から抽出した色合いをポストカードに塗って表現するワークショップを実施しました。
わにぶちみきさんは、「風景から色を抽出する」という一点にだけ
フォーカスした、極限まで抽象化された「風景画」を描いておられます。

今回は、エフリオンがある高槻の街を中心に撮影した写真から
ピクセル画像を出力し、そのドットの色を見ながら皆さんそれぞれ絵の具を
混ぜて、パレットのポストカードの上で色をつくり、円の中を塗っていくというワークでした。

普段使用しないプロ使用の絵の具の種類に利用者の皆さんは興奮しながらも、
一心に塗って楽しんでおられました。
色を混ぜるという行為は、想像力を沸き立たせ、脳もワクワク！目もキラキラ！
あぁだこうだと言いながらもそれぞれの新しい色を生み出していき、
ポストカードにはいろんな形のアート的要素がつくられていきました！素敵！！

美術家わにぶちみき　Miki Wanibuchi
日常を構成する「色」という要素を取り出しアートに昇華する、
箕面在住の現代美術家。
誰でも簡単に記録・閲覧することができるようになった「風景」の本質に気づくきっかけとなる作品制作をつづけている。